システムデザインフォーラム2019 開催報告

日野キャンパス正門
日野キャンパス正門

【日時】 2019年10月4日(金)13:30~17:45
【会場】 首都大学東京日野キャンパス

10月4日(金)、日野キャンパスにおいて、システムデザインフォーラム2019を開催しました。本フォーラムは、システムデザイン学部・研究科の研究教育活動を、学内外に広く紹介することを目的に、毎年開催しています。今年度も、研究紹介と講演を柱として開催しました。

研究紹介会場(体育館、4号館 13:30~15:30)

システムデザイン学部・研究科に所属する研究室及び研究グループ等が、ポスター展示や実物展示を行い、最新の研究成果や取り組みについて紹介しました。また、システムデザイン学部・研究科ならではの先端的・学際的な研究シーズを、プレゼンテーション形式でご紹介する「シーズ紹介」も行いました。産学公連携や大学院入試に関する相談コーナーも設け、個別にご相談を承りました。

本学学生はもちろんのこと、他大学の学生、教員、研究者、企業、高校生など、幅広い層の方々にご来場いただき、「ロボット技術をより身近に感じられとても良かった。」「オープンキャンパスよりも、研究内容を詳しくきけたので、高校生でも首都大を知ることにとても参考になりました。」「ポスターのデザインがステキでした。」「学生の方が丁寧に説明してくださって大変勉強になりました。」「またこのような機会がありましたら参加したいです。」と、好評を得ました。

研究紹介会場の様子(体育館)
研究紹介会場の様子(体育館)
実物展示(体育館)
実物展示(体育館)
シーズ紹介(体育館)
シーズ紹介(体育館)
実物展示(IAギャラリー)
実物展示(IAギャラリー)

講演会場(2号館2階大講義室B 16:00~17:45)

大講義室Bを会場とし、約100名の方に聴講いただきました。

前半は、本学システムデザイン学部機械システム工学科の和田一義准教授が学内講師講演を行いました。

「デザイン×テクノロジー×オープンイノベーションで新たな産業創出を目指す‟Future Convenience Store Contest”」と題し、コンテスト方式による技術開発の加速化の事例を踏まえつつ、コンビニ店舗における業務自動化を対象としたロボット技術コンテスト‟Future Convenience Store Contest”に関して、昨年のプレ大会及び翌2020年に開催される本大会について紹介しました。

後半は、特別招待講演として、AIBO開発者の大槻正氏をお迎えしました。「創造への挑戦~ AIBO開発者が語るIoT、AI、ロボット ~」と題し、これまでの講師の開発経験を通し培った「創造性」の育成方法のお話を軸に、日本が抱える社会的課題を解決するためのIoT、AI、ロボットについて講演いただきました。終盤には、学生へのメッセージとして、「価値を創造するものは、感性・知恵である。発想の妨げとなる固定観念や既成概念にとらわれることなく挑戦して欲しい。」とのお言葉をいただきました。

来場者からは「人をどう生かしていくか育てるヒントをいただきました。」「物づくりと人づくりは同じなんだなぁと思いました。」「新たに力をいただいた講演でした。」「未来ある子供達にもぜひ、お話をしてほしいと思いました。」といった声が聞かれました。

講演会場の様子
講演会場の様子
大槻氏の講演
大槻氏の講演
 
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