特別招待講演

16:30~17:45 2号館2階大講義室A・B

「遊動の時代/伝統の未来」

講演者:原 研哉
    デザイナー 武蔵野美術大学教授 日本デザインセンター代表取締役社長

原 研哉
Photo: Yoshiaki Tsutsui

定住から遊動へと、世界は着実に動き始めている。観光は21世紀最大の産業である。僕らはまず「観光」の意味を根本から捉え直し足下にある未来資源を徹底して検証しなくてはならない。ポスト工業化に向かい、成熟を目指す現在の日本に必要なことはものの生産以上に「価値」の生産を重視することである。日本に潜在している資源とは何かを考え、デザインが新たな産業に寄与できるポイントを明快に示していく。

【開催報告より】

「遊動の時代/伝統の未来」と題し、観光産業をベースに、日本に潜在している資源とは何かを考え、デザインが新たな産業に寄与できるポイントについて講演いただきました。講演では多くの美しい映像が用いられ、来場者からは「デザインイノベーションに関する講演はとても刺激的だった。」「日本の“美”に改めて触れることにより、これらを次世代へ継承しなければならないと感じた。」「原氏のようなデザイナーの話をもっと聞きたいと思った。」といった声が聞かれました。

 
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