研究紹介(実物展示概要)

13:30~15:30 体育館

知能機械システムコース・学域
「スマートデバイス連動型ロボットパートナー」
久保田研究室 【体育館:IMS-01】
スマートデバイス連動型ロボットパートナー
スマートデバイス連動型ロボットパートナー

近年、日本は未だどの国も体験したことのない超高齢社会を迎えています。そのような社会背景において、久保研究室では独居高齢者の見守りやコミュニティ支援のため、「ライフハブ」として機能させるスマートデバイスを用いたロボットパートナーシステムを提案しています。本日は「iPhonoid」など、ロボットパートナーを展示し、スマートデバイスならではの機能を活用した、コミュニティ支援について紹介します。

「テレプレゼンスのための全天球リアルタイム立体視カメラシステム」
池井研究室 【体育館:IMS-02】
SIGGRAPH 2017 Emerging Technologiesにおける展示の様子
SIGGRAPH 2017 Emerging Technologiesに
おける展示の様子

遠隔環境の視覚的体験のリアリティを高めるために,臨場感の高い映像提示システムを構築しています.本システムは,将来の遠隔監視,遠隔操縦,遠隔メンテナンス,遠隔観戦・鑑賞,遠隔学習,遠隔旅行体験などに応用することが可能です.システムの特徴は,全天球で立体視ができること,遅延と運動ぼけが少ないので映像酔いが少ないことです.

情報通信システムコース・学域
「コミュニティセントリックシステムに向けたソーシャルロボット開発」
山口研究室 【体育館:ICS-01】
笑顔度を利用した対話ロボット(左)iBeaconとスマートフォンを利用した行動抽出(右)
笑顔度を利用した対話ロボット(左)
iBeaconとスマートフォンを利用した行動抽出(右)

人と人とをつなぐコミュニティ支援ロボットの研究に取り組んでいます.趣味や特技などを活かせるようなコミュニティの形成支援やしぐさや顔の表情を利用した心的状態の計測などの研究を進めています.今回は,iBeaconとスマートフォンを利用した,行動計測による興味関心推定に関する研究や,対話中にユーザの笑顔の度合いを計測することで,その人のとってより良い情報を推薦する対話ロボットの研究を紹介します.

航空宇宙システム工学コース・学域
「宇宙システム研究室の紹介と超小型模擬航空宇宙機カンサット」
宇宙システム研究室 【体育館:AE-01】

当研究室では継続的な理学的挑戦を担う超小型衛星として、バイナリブラックホール探査衛星ORBISの開発を進めています。衛星開発では個々の機器開発の他、システムエンジニアリングやプロジェクトマネジメントの実践が必要であるため、超小型模擬人工衛星カンサットの開発と打上を通してその修得に努めています。当日は実際に振動試験を行ったORBISの熱構造モデルと、幾つかのカンサットを展示します。

ブラックロック砂漠で走行中のカンサット
ブラックロック砂漠で走行中のカンサット
   
バイナリブラックホール探査衛星ORBIS
バイナリブラックホール探査衛星ORBIS
経営システムデザインコース・学域
「楽しさ・使いやすさを測る」
ヒューマンインタフェース研究室 【体育館:MSE-01】

ものの使いやすさや楽しさは、人間とそのもの自体との情報のやり取りの部分、即ちヒューマンインタフェースの良し悪しによって決まるといっても過言ではありません。当研究室では、ヒューマンインタフェースの良し悪しを、人間の生体情報を測定して客観的に評価する手法を開発しています。今回は、人間の生体情報である視線・脳波を計測するデモや評価対象の展示を行います。

視線計測による使いやすさの評価
視線計測による使いやすさの評価
   
WEBページ閲覧時の視線計測
WEBページ閲覧時の視線計測
インダストリアルアートコース・学域
「没入型デジタルアーカイブ&フライトシムの展示」
渡邉研究室・金崎研究室 【体育館:IA-01】
没入型デジタルアーカイブ&フライトシム
没入型デジタルアーカイブ&フライトシム

没入型ディスプレイシステム「Liquid Galaxy」によるデジタルアースコンテンツの体験会を実施します。渡邉研で取り組んできた「ヒロシマ・アーカイブ」や「企業ビッグデータの可視化」,さらに金崎研との共同研究によるフライトシミュレータなどを体験できます。

「360度アニメ+VR映像」
映像 Design Studio 【体育館:IA-02】

天球ドームスクリーンを利用した、バーチャルリアリティ体験ブースです。天球ドームスクリーンに映し出される、ストーリー・アニメーションなどの不思議な映像体験を提供します。従来の映画館は、平面の2次元スクリーンですから、観客は映画の世界を外から眺めるだけ。決して中には入れません。しかし、映像に360°取り囲まれるドームスクリーンでは、登場人物はあなたの周りに来ます。あなたは、登場人物と一緒の空間に居るのです。

全天周プロジェクション用ドーム全景
全天周プロジェクション用ドーム全景
   
ドーム用映像作品「Mate」の1シーン
ドーム用映像作品「Mate」の1シーン
「KADEN Project 2017 -Design×Engineering Thinking-」
研究プロジェクト演習(E) 【体育館:IA-03】
DCEXPO2016の展示
DCEXPO2016の展示

KADEN Projectは、社会やユーザの要望を融合させ既存の製品開発とは異なる角度からのアプローチでデザインする、「新しい製品開発を実践する」ことを目指しています。これはシステムデザイン思考に基づいた統合知によって、いままでにないモノづくりを行うためです。今年度は、コニカミノルタ株式会社との協働プロジェクトとして実施しました。新しい家電製品への応用提案を念頭において実働するプロトタイプを発表します。

「システムデザインで支援するアクセシブルスポーツ: 車椅子楽器プロジェクト」
車椅子楽器プロジェクト研究グループ 【体育館:IA-04】
カラーセンサを使用した車椅子楽器
カラーセンサを使用した車椅子楽器

本研究は、車椅子を車椅子使用者にとっての移動の手段や生活の道具として使うだけでなく、遊びや楽しみとして音を奏でることで、日頃の運動不足を解消する車椅子楽器の開発とその活用促進を目指しています。中途車椅子使用者や操作初心者、児童、複合障がい者も持続して楽しめ、健常者も車椅子を身近に体験することで、車椅子スポーツを支援しアクセシブルデザインの意識向上に貢献します。

学外機関
「公社が支援する技術力が世界水準の中小企業」
(公財)東京都中小企業振興公社 【体育館:OT-01】

創業から新事業創出、新製品・新技術開発(産学共同開発も含みます)など新たな分野に果敢に挑戦する都内中小企業(創業予定者)を経営面から支援する東京都の団体です。今回は多摩地域の優れた支援企業2社(世界トップクラスシェアを誇る工業用センサ専門メーカーとWEB版社内生産管理システムを開発し、一貫対応できるパイプ・板金メーカー)をご紹介します。

㈱メトロール「2.4GHz ノイズに強い無線通信センサ」
㈱メトロール「2.4GHz ノイズに強い無線通信センサ」
   
武州工業㈱「パイプグラム」
武州工業㈱「パイプグラム」
 
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