12:45~13:45、16:15-17:15 体育館、4号館1階IAギャラリー他
知能機械システムコース
「人の水上活動を支援するロボティックビークルMINAMO」
武居研究室 【体育館入口横】
当研究室では、人の水上活動(清掃・調査・レスキュー・アミューズメントなど)を支援するため、手放しで全方向に自由に移動できるロボティックビークルを開発してきました。2014年に開発したバージョンでは、MINAMO(Multidirectional INtuitive Aquatic Mobility)と名付け、従来に比べて安定性を格段に向上させました。本SDフォーラムでは、間近で見てもらえるよう、実機を展示します。
「スマートデバイス連携型ロボットパートナー」
久保田研究室 【体育館】
我が国においては独居高齢者の増加、孤立死の増加が社会問題となっています。そのような社会背景において、久保田研究室では独居高齢者の見守りやコミュニティ支援のため、iPhoneなどを始めとしたスマートデバイスを「ライフハブ」として機能させるロボットパートナーシステムを提案しています。本日はロボットパートナー「iPhonoid」「iPadrone」を展示し、スマートデバイスならではの機能を活用した、コミュニティ支援について紹介します。
「人工生物歩行コンテスト」 ※12:45~13:45の時間帯のみ
創造的ロボティクス演習 【体育館】
本コンテストでは、学部授業「創造的ロボティクス演習」の最終的な成果発表を行うことを目的とし、学部生が「想像力と創造力」、「思考力と試行力」を養いながら、開発したロボットを用いて、タイムトライアルコンテスト(第1部)、RTRTコンテスト(第2部)を行います。単に、ロボットを開発するだけでなく、独自の人工生物の形態を考えロボットを創造しています。ぜひ最後まで御覧ください。
「チリン~マスコット型案内ロボット~」
(地独)東京都立産業技術研究センター 【体育館】
(地独)東京都立産業技術研究センターが開発した会話・追従機能を持つマスコット型案内ロボットを紹介します。このロボットは、国立研究開発法人情報通信研究機構の多言語音声サーバを利用し、対象者を追随しながら人の声を認識して自然な音声で返答します。今回は、追従移動、多言語会話デモ、そして外部ディスプレイとの連携による施設案内や情報提供のデモをご覧いただきます。
情報通信システムコース
「人と人とをつなぐコミュニティ支援ロボット」
山口・下川原研究室 【体育館】
人を支援するロボットの研究を基礎として、人と人とをつなぐコミュニティ支援ロボットの研究開発に取り組んでいます。観光を目的とした写真撮影ロボットや、天気情報などのコンテクスト情報を利用した対話ロボットを開発しています。これらロボットは、様々な研究機関と共同で開発され、RTコンポーネントやRSNPなどを利用して一つのシステムに統合されています。
航空宇宙システム工学コース
「電波で観る-小型航空機搭載合成開口レーダ-」
福地研究室 【体育館】
合成開口レーダ(SAR)は昼夜天候によらず高分解能で地表面の観測ができるレーダとして世界各国で開発・運用がされています。本学には総務省予算で製造(開発製造:日本電気(株))された、小型軽量航空機搭載SARが総務省から貸与されており、関係機関との連携で種々の観測に使用されています。本SARは小型航空機にも搭載可能で分解能も30cmという世界的にも高い性能を有するSARです。フォーラムでは観測結果も含めこの小型SARの展示をいたします。
「超小型衛星とカンサット」
宇宙システム研究室 【体育館】
当研究室では継続的な理学的挑戦を担う超小型衛星として、バイナリブラックホール探査衛星ORBISの開発を進めています。衛星開発では個々の機器開発の他、システムエンジニアリングやプロジェクトマネジメントの実践が必要であるため、超小型模擬人工衛星カンサットの開発と打上を通してその修得に努めています。当日は実際に振動試験を行ったORBISの熱構造モデルと、幾つかのカンサットを展示します。
経営システムデザインコース
「生体モニタリングシステムの未来」
松井研究室 【体育館】
小型レーダーや身近なスマートフォンなどを用いて生体情報をモニタリングすることで、心と体の問題に取り組む研究を行っています。呼吸・心拍・体温などの情報から、感染症の罹患状態やうつ傾向の有無、睡眠の深さの判定などを行うデバイスを開発してきました。これまでの研究によるデバイスと、現在開発中のデバイスを展示します。実現をめざした未来のカタチをご覧ください。
「積層合板枚数測定装置」
梶原研究室 【体育館】
生産システムの設計・管理方法、人の動作を効率化するための方法、ロボット・画像処理などを用いて作業を自動化・効率化するための方法に関する教育研究を担当しています。自動化技術の一例として、目視では確認が難しい作業の一つである積層された合板の枚数を測定できる検査装置を紹介します。画像処理を用いて薄い合板を一枚ずつ判別しています。
インダストリアルアートコース
「KADEN Project 2016」
システムデザイン研究科 KADEN Project 2016チーム 【体育館】
KADEN Projectは、社会やユーザの要望を融合させ既存の製品開発とは異なる角度からのアプローチでデザインする、「新しい製品開発を実践する」ことを目指しています。これはシステムデザイン思考に基づいた統合知によって、いままでにないモノづくりを行うためです。今年度は、家×IoTをキーワードに「これからのおうちを考える」をテーマとして、生活者のためにIoTが何を提供できるかを考えました。新しい家電製品への応用提案を念頭においてプロトタイプを発表します。