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東京都立大学​ システムデザイン学部

システムデザイン​フォーラムとは

東京都立大学システムデザイン学部・同大学院システムデザイン研究科では、研究活動及び成果並びに学科(コース)・学域間で分野横断的に行っている研究活動について学内外に広く紹介するとともに、産学公及び地域連携の可能性を見出すことを目的として、2007年から『システムデザインフォーラム』を開催しております。 今年度のシステムデザインフォーラム2020は、COVID-19の影響を鑑み、オンライン開催として多くのコンテンツを公開致します。 学部PR動画では当学部・研究科が「新しいライフスタイルの提案」とこれを実現するためのSTEAM(Science+Technology+Engineering+Arts+Mathematics)教育を目指していることを表明致しました。施設紹介動画では、本学日野キャンパス及び南大沢キャンパスにある当学部・研究科に関連した施設・実験室をご紹介致します。 各学科の紹介動画ではそれぞれの学科の特色や研究内容の概要をご紹介するとともに、それぞれの学科に所属する研究室・領域についてさらに詳しい紹介動画を用意致しました。 これらをご覧頂き、「新しいライフスタイルの提案」を目指す当学部・研究科をより身近に感じて頂くとともに、産学連携のご提案、また将来の技術者・研究者の学びの場としてのご選択を賜りましたら幸いに存じます。

学部紹介

システムデザイン学部の最大の特徴は、現在の都市社会に必要なシステムだけでなく次世代や近未来の実現を目指す様々なシステムを、数理的、システム工学的なアプローチはもちろんのこと、人間の感性を重視したデザイン工学的なアプローチからも総合的に教育・研究を実施している点です。

当学部を構成する5つの学科は、それぞれが独自性を持って特徴的な専門教育と研究活動を行っていますが、様々な要素技術・研究成果が総合された複合システムの設計・開発には個々の知識だけでなく、関連した多くの分野の総合的な知識やノウハウ、さらには、それらを統合化する技術が必要となります。そのために、当学部では各学科の専門分野に限定されることなく、学科間の緩やかな連携による教育研究体制により、周辺分野の知識も含めた学際・横断的教育を受けることができる仕組みを整備しています。

このような構成、仕組みによって、私たちは「新しいライフスタイルの提案」を目指して日々邁進しております。

施設紹介

情報科学科

現代社会において、情報技術は世界中のあらゆる分野で用いられ、歴史上4回目の「産業革命」と呼ばれるほどの変化を引き起こしています。19世紀半ばまでは土木工学中心の時代でしたが、20世紀に入るまでには機械工学が発展し、第一次世界大戦で電気工学や化学工学、そして第二次世界大戦で原子力工学が役割を拡大させていきました。21世紀を迎え、インターネットの拡大や計算機の高度化、人工知能やマルチメディア・ソーシャルメディアの急速な進展を経つつ、ビッグデータの時代が到来しましたが、これらは皆、情報技術の成果と言えます。新技術が世界各地に日進月歩で登場する一方で、社会的なリスク要因は多様化する傾向にあります。そうした未知の状況に日々直面する中でも、情報技術を駆使することによって将来を見据えた的確な決断を行い、グローバルに活躍できる人材の養成が急務となっています。情報科学科では、このような変化の激しい時代に柔軟に適応し、高度な情報技術に熟達した、国際的に活躍できるソフトウェアエンジニアを育成することをめざしています。

研究室紹介

電子情報システム​工学科

電子情報システム工学は、情報、通信、エレクトロニクス、エネルギーに代表されるように、現代社会を支える基盤技術であると同時に、先端・フロンティア技術でもあります。新たな技術開発においても、電子情報システム工学の果たす役割は今後ますます重要なものとなることが予想されます。

このような背景を踏まえ、電子情報システム工学科/工学域では、電子情報システム工学分野の高度な専門教育と先端的課題研究を通して、「情報システム技術及び電気電子通信システム技術に関する体系的・総合的知識基盤を持つ創造的な技術者・研究者を育成すること」を基本理念としています。そして、「情報ネットワークシステム」、「通信システム」、「エネルギー情報システム」の3領域を電子情報システム工学における学問体系の主要な柱と位置づけ、これらの体系的・総合的知識に基づく高度な実践力、課題解決・発見能力、高い倫理観・使命感を兼ね備えた技術者・研究者の育成をめざしています。

また、本学科/学域の英語名称Electrical Engineering and Computer Science(EECS)は、米国のマサチューセッツ工科大学をはじめ、世界中の大学が使用しているものです。文字通り、本学科/学域の教育・研究は電子情報システム工学の世界標準を目指しています。

研究室紹介

機械システム​工学科

安全・安心で持続可能な社会を構築し、高レベルな健康維持および医療支援を実現するために、これらの目的に関連する多様で複雑な問題を解決し、高い付加価値を生み出し、社会を快適化するための機械システムが求められています。そのようなシステムの開発には、システム工学、制御工学、ロボット工学、設計工学、生体工学、マイクロ・ナノテクノロジなどの学問領域を主体とする広範な知識と教養を有するとともに、それらを横断的な視点から活用できる人材が不可欠となってきています。本学科では上記の学問領域の基礎を教育することにより、求められる理想社会を構築する機械システムを創り出すことのできる創造性豊かな人材を育成します。

研究室紹介

航空宇宙システム​工学科

航空宇宙技術は、航空機を利用した高速輸送や、人工衛星を利用した通信・放送・天気予報、また、これらを統合的に活用した海難救助や離島医療活動など、私たちの日常生活に関わる場面だけでなく、生命と財産を守る場面においても大きな役割を果たしています。

航空宇宙システム工学科では、これらの航空機・宇宙機に関わる基盤技術の研究開発やそれらの実現に必要不可欠となる要素技術・システム設計技術、および利用法に関して、「流体力学分野」「推進システム工学分野」「材料・構造工学分野」「誘導制御工学分野」「システム設計工学分野」「宇宙利用工学分野」を設けて活動しています。

当学科における教育については、航空宇宙工学分野のみならず広く次世代科学技術の発展を担うことができるような、応用能力に富み、高い問題解決能力と広い視野を持った技術者・研究者の育成を目指して、航空宇宙工学を支える基礎学問を講義・演習・実験の三位一体で習得できるカリキュラムを編成しています。4年次および大学院では研究室において、個々の学生に対して細やかな教育・研究指導体制を整えています。また、連携大学院として、大学院生が宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)、電子航法研究所(ENRI)で研究に従事することも推進しています。多くの学生は大学院博士前期課程へ進学し、修了後は航空宇宙分野の企業をはじめとする幅広い方面の第一線で技術開発に従事するなどの良好な就職実績があります。

航空宇宙工学分野からの都市問題の解決、持続可能な社会の実現を目指した研究活動と人材育成は外部機関からも高く評価されており、多くの企業との産学協同や、大学および研究機関(JAXA、NICT、ENRI、気象研究所(MRI)など)と共同研究を行うとともに、月探査や高層大気観測などの実プロジェクトや航空局などの施策支援にも積極的に参画し、「新しいライフスタイルの提案」に向けて日々、精力的に活動しています。

研究室紹介

インダストリアル​アート​学科

インダストリアルアート学科・学域では、これまでの工学的かつ文化的な基盤をひとつにすることで、現代社会の新たなデザイン・アート領域の研究者や創造·研究·実践の担い手の育成を、「プロダクトデザイン」と「メディア創生」の2つの研究分野から図っています。

「プロダクトデザイン」は、交通機関、家電製品、工業製品、家具、住空間、公共空間などのデザインや人間工学など、人と環境の双方からのアプローチでものづくりを展開しています。

「メディア創生」は、グラフィック、先端メディア、テクノロジーおよびデザイン、アートにかかわる革新的なモノやコトを創出しています。

12のスタジオは、それぞれの専門分野をいかした研究プロジェクトを企業や公的機関、地域などと連携しながら実施しています。システムデザインフォーラムでは、インダストリアルアート学科・学域のユニークな研究プロジェクトをスライドショーで紹介しています。

研究室紹介

インダストリアルアート学科は、
こちらの特設会場にて研究室紹介を行っております。